笑顔の裏に隠された苦悩。「ウサイン・ボルト」選手が陸上をする上での大きなハンデとは…

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世界陸上男子100mを制したウサイン・ボルト選手が、

前回のオリンピック前に、とある番組で

特集をうけていました。

彼の走りを科学的に分析するという内容です。
 
 
それでは~THINK TIME~です。
 
 
ボルト選手は、実は脊椎湾曲症という病気を抱えています。、

その病気が、肉体に様々なトラブルを引き起こすそうです。

※脊椎湾曲症・・・

脊椎とは、正常な状態であれば

まっすぐに伸びているものであるが、

この病気の場合には、側方(横方向)に弯曲していたり、

脊椎がねじれている。

痛みを伴うことは稀なため初期における発見は難しく、

ある程度成長してしまってから気がつく場合が多い。

肩やウェストの高さが左右で違うなどの外見上の問題の他、

高度の弯曲になると、腰背部痛に加え胸の圧迫と変形による

呼吸器障害・循環器障害など内臓にも影響を及ぼす。
 
 

0.00秒を争う100mの爆発的なスタートの瞬間は、

ボルト選手のカラダには負担が大きすぎるのだそうです。

だからコーチは、ボルト選手のカラダが壊れてしまわないように、

まだスタート勝負に余裕がある200mの選手として育てました。

それでも、ボルト選手は100mで

世界のトップになるのだとコーチに主張します。

ボルト選手とコーチは覚悟を決めました。

100mの勝負にもぶっ壊れないカラダをつくるために、

3年の年月を費やして肉体改造に挑みます。

その成果が、あの肉体であり、

2008北京五輪100mの9秒58だったのだと言います。

己の弱点を見つめるシビアで知的な視線。

弱点を乗り越えるための緻密な計画とハードなトレーニング。

練習でぶっ倒れ、トラックの隅で四つんばいになって吐き続ける姿。

今でも、鍛え続けなければケガが頻発するのだと、

ボルト選手は語ります。
 
 
 

「そりゃあ、死ぬほど苦しいさ。

だけどみんなは、俺が何の苦労もなく走っていると思っている」
 
 

この人は、才能だけで走ってきたわけではないのだと言います。

当然すぎるほど当然のことを知って、今さらながら驚きました。

やっぱりオリンピックは特別なのだ。

きらめくような才能だけではたどりつけないのだ。

「何かを乗り越えた」者だけが立てる舞台なのだ。

「何か」とは、絶望や挫折や不安や葛藤や、

己の夢を阻(はば)むもののことだ。

「何かを乗り越えた」者たちが集うオリンピックの舞台で、

さらに彼らが「何かを乗り越える」瞬間に立ち会う時にこそ、

僕らの胸は激しく揺さぶられる。

オリンピックの感動とは、きっとそういうことなのだろう。

彼の走りが科学的に分析されようがされまいが、

彼の苦労を知ろうが知るまいが、

僕らは、きっと、ボルト選手の走りに感動する。

それはもちろん、

彼が人類史上誰よりも速く走れるということもあるけれど、

それ以上に、

「何かを乗り越え続ける」人間の存在を彼に感じるからだと思う。

ボルト選手の走りは、数々のアスリートたちの戦いは、

人間は乗り越えていけると証明している。

オリンピックは、人類は乗り越えていけるのだと証明している。

僕らもそれぞれの立つ場所で証明したいと思う。

感動は、僕らにだって生み出せる。

出典元: オリンピック@ロンドン2012
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笑顔の裏には彼の病気を克服する

壮絶なエピソードが隠されていたのですね。

みなさまはどう感じましたか?

考えさせられる記事ですね。

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