出場試合ゼロの津商“レギュラー”。彼らの動きに称賛の声!!

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津商の部員数は91名。
 
身長は上嶋くんが165センチ、東くんが166センチと2人とも小柄。

東くんいわく

「2人とも野球はそんなにうまくない」。

それでも何とかベンチ入りするために上嶋くんは昨年秋から、東くんは今年の春から自らの意志でコーチ専属となり技術を磨いてきたのだ。

上嶋くんが言う。
 
 

「人ができないところ、やらないところで

 勝負をしようと思った。

 試合に出ていなくても

 試合に入っていける感覚があって

 だんだん楽しくなってきた」

 
 
その上嶋くんは所狭しとコーチャーズボックスの中を動き回る。
 
 

「いちばん後ろの方が

 外野の位置は確認しやすい。

 でも、前に出た方が

 ピッチャーの視界に入るので

 プレッシャーを与えられる。

 相手ベンチの動きも常に見てます。

 わからなくても

 見られているだけで嫌だと思うので」
 

 
冷静かつ俊敏に高度な判断を下す能力も。

走者をホームへ回すときは腕が抜けてしまうのではないかと思えるほど思い切りグルグル回す。

止めるときは走者の視界に入りやすいよう地面に膝をつき、腕を差し出す。

回すか回さないかの判断も冷静沈着だ。

9日の智弁和歌山戦、6回2死二塁の場面でセンター前ヒットが出たときは際どいタイミングだったが思い切って腕を回した。
 
 

「センターの選手はスイングを見ていても

 気持ちが昂ぶりやすいタイプだと思った。

 だから、いざとなったら中継を使わずに

 1人で投げたがると思った」

 
 
その読みは当たった。

センターはノーバウンドで捕手に返球しようとし、大暴投。

3-2となる勝ち越し打を演出した。
 
 
「よっしゃ、って思いましたね」
 

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